1.自由研究
G.H.ミードのコミュニケーション論の教育学的研究 ……………………田 中 裕 喜( 1)
対話的教師生徒関係の可能性と限界
―ブーバーの関係論を中心にして―…………………………………………角 野 幸 代( 6)
ブーバーの教育論の一側面
―ブーバーとハッチンスの対話を通して―…………………………………今 井 伸 和(11)
ジョン・デューイとルドルフ・シュタイナーの会話
―ジャック・エイサインのヴァルドルフ教育とプログレッシブ教育の比較―
……………………上 寺 常 和(16)
新ユトレヒト学派における現象学的教育学の一考察
―「参与的経験」の概念を中心に―…………………………………………村 井 尚 子(21)
現象学的経験概念を基底とするランゲフェルド教育学の実践的科学としての可能性
―ポナートの「教育(学)的合理性構造」を手がかりに―………………荒 井 聡 史(26)
ヘルムート・ダンナーにおける「弁証法」 …………………………………高 根 雅 啓(31)
フレーベルにおける象徴的世界観の問題
―「球体法則」構想諸断片における形而上学的原理について― …………榊 原 志 保(36)
シュプランガーにおける教員養成論の特色 2………………………………西 村 正 登(41)
祭りの人閤形成論
―M.パフチンの「カーニヴァル論」を手がかりに― ……………………弘 田 陽 介(46)
L.コールバーグ理論における道徳的「役割取得」概念について ………梁 貞 模(51)
ヒュ一マン・ナチュラリズムの系譜における発達論の意義
―カント『プロレゴメナ』の発達論的解釈―………………………………加 藤 聡 一(56)
環境倫理学の教育学的含意……………………………………………………今 村 光 章(61)
H.S.サリヴァンの対人関係論的精神病論
―精神の「病」と文化・社会的「抑制」―…………………………………和 氣 直 子(66)
臨床教育学と東洋的臨床の実践原理
―野口晴哉の実践と思想を手がかりに ……………………………………本 庄 剛(71)
澤柳政太郎における宗教と教育に関する一考察……………………………太 田 正 見(76)
デューイの宗教教育論
―蓮如の真俗二諦論との比較において―……………………………………鬼 木 宣 尚(81)
メランヒトンにおけるキリスト教的ヒューマニズムの人間観と教育(4)
―フマニタスと言語を中心に―………………………………………………菱 刈 晃 夫(86)
学校教育における「男女平等」思想の歴史的変遷
―大正期の女子教育論に見る良妻賢母観を中心に―………………………亀 口 ま か(91)
高校階層構造の形成過程とそのメカニズム
―奈良県公立高校を事例として―……………………………………………永 田 美代子(96)
いじめを考える(2)…………………………………………………………村 島 義 彦(101)
存在教育論と教師教育………………………………………………………横 山 彰(106)
東井義雄の思想を生かした生徒指導の研究………………………………井 上 昭(111)
学級集団形成に関する研究
―準拠集団としての学級集団の成立条件を中心にして―………………間 瀬 松 二(116)
中学校における規律指導の研究……………………………………………今 井 弘 樹(121)
学校教育の非日常的部分における虚構性の研究
―小学校の演劇クラブの実践を通して―……………………津田 直子/佐々木 正昭(126)
『大同書』にみられる康有為の子ども観
―19世紀後半の広東の教育環境との関連で― …………………………朝 倉 美 香(131)
『山陽新聞』に見る子どもの変容 その1…………………………………景 山 雄 二(136)
京都における明治初期の殖産興業とフレーベル教育……………………藤 田 博 子(141)
19世紀ロンドン慈善組織協会(COS)の
ラグド・スクールの役割への認識 …………………………………………真 城 知 己(146)
大正期における小砂丘忠義の綴方教育実践
―教育評価の観点からの分析―……………………………………………松 田 亜弥子(151)
高校生の「学校改革への参加」と発達保障の課題についての考察
―私学高校生の「自主活動」を実践的に検証して―……………………横 内 廣 夫(156)
生物教育における「探究としての科学」
―BSCSにおける科学の内容と方法との関連について― ………………岩 崎 紀 子(161)
バイオエシックスの道徳原理
―エンゲルハートのパーソン論―…………………………………………加 藤 剛(166)
授業の工夫と課題―大学生の場合―………………………………………森 山 宏 美(171)
家庭科教育における高齢者認識について…………………………………上 田 道 子(176)
教育実践に関ずる一考察(